時を知り花を咲かせる植木には力を感じます
我が家には狭いですが庭があります。植木は松が2本、紅葉が2本、つつじが3本植えてあります。
庭の中央には猫の額位の池があり、鯉が数匹泳いでいます。
ある時、知人から山茶花の樹木を3本頂けることになりトラックで取りに行きました。
その方は庭に四阿を建築するので山茶花を植木屋に依頼して撤去したのです。
山茶花は大中小とあり、大きな山茶花はとても一人ではトラックの荷台に担ぎあげることができません。
ちょうどまだ植木屋がいたのでユニックで吊り上げてもらい荷台に載せました。
友人に応援を頼んでありましたから二人で庭に植え替えます。
事前に山茶花を植える穴を掘っておいたのですが予想よりも大きな根っ子だったのでもっと深く広く掘らねばなりません。
友人と二人で交代しながらやっと掘ってようやくの思いで植え替えました。
植木屋が根を土ごと縄でくるんでくれたのでおそらく枯れる事はないでしょう。
植え替えて2年目から花が咲くようになりました。ピンクの綺麗な花です。
6月頃になると若葉に害虫が付くようになりました。うっかりしていて駆除剤を散布するのが遅れてしまったのです。その為に花が咲く枝が枯れてしまいました。
大きな山茶花は枝が3本あり今は2本に花が咲きます。枯れた1本は可哀そうでしたが切り落としました。
植木は害虫が付かない様に薬剤を散布して予防しなければなりません。
手をかければそれだけその植木が愛おしくなります。
花を咲かせる時期を自ら知って人の眼を楽しませる山茶花や桜の植木には力を感じざるを得ません。